イングリッシュ コッカー・アイラの生活


アイラモルトウイスキーにちなんで名づけられたインギーのアイラ。ニンゲン&遊ぶこと&食べることが大好きな女の子です。
by jaiko-islay
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【ワタシの備忘録】フィラリア予防について。

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本日、かかりつけの動物病院でフィラリア検査&今シーズン分のお薬を頂いてきました。
昨年まで通っていた病院ではカルドメックチュアブルPを処方されていましたが
今の病院では、ミルベマイシンAがメインだそうで、今年はそちらを頂きました。

この時期になると毎年、このお薬は何系だっけ?どんな効果があるんだっけ?と
同じギモンを繰り返しているので・・・今回は私の備忘録としてまとめてみました。



◆フィラリアの生態◆

フィラリアの雄と雌の成虫が心臓に寄生すると、交尾し子虫(ミクロフィラリア=L1)を産卵する。
L1は血液中に循環し、蚊が吸血すると一緒に蚊の体内に入り、他の犬を吸血する際にL1を感染させる。
L1は生まれてから2年間は犬の循環血液中で生きられる。
L1は一度蚊の体内に1度入らなければ成虫になることはできない。
フィラリアは5段階脱皮(L1,L2,L3,L4,L5)を経由して成虫になる。

蚊の体内で、L1はL2,L3子虫に成長し、犬に感染することができる状態になる。
(環境にもよるが、1-2週間で感染可能な「感染子虫=L3」に成長)
基本的には気温は18度以上が必要、気温が高ければより早く成長する。

フィラリアが感染した蚊が犬の血を吸うと、蚊の「ツバ」と一緒にL3子虫が皮膚に入り込み、
最終的に犬の血流中に流れ込む。
犬の体内に入り込んだL3は、皮膚の中で1-2週間でL4子虫に成長、
L4子虫は犬の皮膚の中で3ヶ月ほどかけてL5子虫に成長し、ここで血液中を循環出来るようになる。
L5子虫は、5-7ヶ月後には肺動脈に到達して交尾可能な成虫になり、ミクロフィラリアを産生するようになる。

たけうち動物病院さまのHPを参照させて頂きました)


◆フィラリア症予防薬あれこれ◆

・カルドメック錠・カルドメックチュアブル
  成分:イベルメクチン、パモ酸ピランテル
  剤型:錠剤とチュアブル
  効能:犬糸状虫症予防、回虫駆除、鉤虫駆除
  特徴:日本で最初に承認された月1回投与の予防薬
  発売元:日本全薬工業

・イベルメックPI
  成分:イベルメクチン、パモ酸ピランテル
  剤型:錠剤とチュアブル
  効能:犬糸状虫症予防、回虫駆除、鉤虫駆除
  特徴:昨年より発売開始、骨型の形と、国産牛肉使用が特徴
  発売元:大日本住友製薬、フジタ製薬

・パナメクチン、パナメクチンPチュアブル
  成分:イベルメクチン、パモ酸ピランテル(チュアブルのみ)
  効能:犬糸状虫症予防、回虫・鉤虫駆除(チュアブルのみ)
  特徴:チュアブルはチキンをベースに使用
  発売元:明治製菓

・ミルベマイシンA
  成分:ミルベマイシンオキシム
  剤型:錠剤、散剤
  効能:犬糸状虫症予防、回虫駆除、鉤虫駆除、鞭虫駆除
  特徴:イベルメクチン感受性の高い犬に使用可能
  発売元:ノバルティスアニマルヘルス

・モキシデック錠
  成分:モキシデクチン
  剤型:錠剤
  効能:犬糸状虫症予防
  特徴:フィラリア陽性例でも使用する場合がある
  発売元:共立製薬

・モキシデックSR
  成分:モキシデクチン徐放剤
  剤型:注射液
  効能:犬糸状虫症予防
  特徴:1回の注射で6ヶ月間フィラリア感染を予防できる
  発売元:共立製薬


大きく分けると、イベルメクチン製剤が最も多い。
コリーを代表とする「P-糖蛋白」欠損の犬ではイベルメクチンの代謝が著しく低下するため、
それにより体調不良を起こす場合があるが、最近では検査が可能になった。

獣医師ますだせんせいのブログを参照させて頂きました)


◆で、その薬はどのステージのフィラリアに効くの?◆
※フィラリア予防薬は基本的にL3,L4の駆虫が中心。L2は蚊の体の中。L1,L5を駆虫する薬もある。

・イベルメクチン系
L4幼虫のみを殺すもので、確実に殺せるのは感染15~50日齢の幼虫。
L1がいれば一緒に駆除。
※コリー系犬種には投薬注意。

・ミルベマイシン系
効き目が一番強いと言われる。
L3,L4,L5初期の幼虫を殺すもので確実に殺せるのは感染15~60日齢の幼虫。
L1がいれば一緒に駆除。
※感染犬に投薬すると危険。

・モキシデクチン系
効き目が一番弱いと言われる。
L1は駆除しないので検査なしに投薬する場合もあるとか??
(L1が血管内でいっぺんに死ぬと詰まったりアナフィラキーショックを起こす危険性あり)
※コリー系犬種には投薬注意(イベルメクチンと成分が似ているため)。


◆昔はこんな薬で駆虫してました◆
・フィラリビッツ(写真は日本全薬工業(株)・日本全薬歴史館より拝借。)
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昭和55年発売、おやつ感覚で毎日投与する犬フィラリア症予防剤。現在は製造中止。
主成分の「クエン酸ジエチルカルバマジン」は人間のフィラリア症治療にも使われているそうです。
(Special thanks to O先生)



あくまでも私の備忘録です・・・何かあっても責任とれませんっ(汗)
誤りがあるかもしれませんのでご指摘いただければ幸いです。
随時、修正予定。
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by jaiko-islay | 2009-04-21 21:14 | わんこ学
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